入籍したカップルが、結婚報告をしないというのはどうなのでしょう?大々的に結婚式を挙げないカップルの中には、結婚報告をするべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ですが結婚式のある・なしに関係なく、お世話になった方々へ結婚報告をすることはマナーです。

中には、結婚はプライベートのことだから職場では敢えて結婚報告しない方もいるようですが、職場も事務手続きがあるので、あとで迷惑をかけてトラブルになる場合もあります。

近年結婚の形が変わってきているので、結婚式をしない夫婦や、夫婦別姓も増えつつありますよね。このように昔とは変わってきた結婚の形と、結婚報告をしないのはナシなのか解説します。

多様化する結婚の形と報告について

近年結婚しない男女が増えていたり、晩婚化が当たり前のようになってきました。
直近10年間で見ても婚姻組数は右肩下がりで、今年はコロナの影響の揺り戻しにより一時的に増加しますが、それ以降はまた50万組近くまで減っていくことが予想されています。

出典:リクルート ブライダル総研調べ

婚姻件数が減った理由としては、日本の少子化問題で人口が減少したことも挙げられますが、晩婚化が進んでいるのも大きいと思います。再婚のピークも2008年で、そこから減少しています。

また、結婚への考え方が、男女ともに変わってきました。

男性は趣味を楽しみたかったり、家族を養うという経済的な不安があり結婚に踏み切れない方も多いです。女性の場合、自由でいたかったり、結婚することによって環境が大きく変わることに不安があったり、子育てに不安を抱えている方も…。

そのため、若い時は独身で自分の時間を楽しみつつ、キャリアを築いている男女が多いんです。そういった理由からも晩婚化が進んでいますし、中には生涯独身を貫く方もいます。

結婚に対しての考え方が変わってきていることで、結婚報告の考え方も変わってきました。昔は必ず結婚報告をして、親戚周りを夫婦で挨拶回りすることも当たり前でしたが、現代は結婚報告をしたくないと考える夫婦もいるのです。

ただ、結婚報告をしないことでトラブルに発展することもあります。

親の場合

親に結婚報告をしないのは、当然ナシです。

親への結婚報告は、「反対されるに決まっているからしたくない」という方もいます。もちろん成人している場合、法律的には親に結婚の許可を取る必要はありません。ただし、結婚をすると後々両家が顔合わせをする機会もありますし、お相手や義理の両親のことを考えて、自分の親にはキチンと報告をする責任があります。

できれば祝福していただきたいところですが、親が反対する場合は、時間を掛けてでも結婚を納得してもらえる努力をするべきです。おそらく親は、我が子の幸せを案じて反対をしている可能性が高いので、その気持ちを受け止めたうえで、親を安心させる努力をしましょう。

また、親に結婚報告をしない場合、親は「子供に裏切られた」と感じて、関係性が悪くなる可能性もあります。親との関係が悪化してしまうと、もし何かあった時にも親を頼ることができなくなってしまいます。最悪の場合、親子の縁を切られる可能性もあるため、例え反対される可能性があったとしても、親には結婚の報告をしておくことをおすすめします。

しかし、どうしても親に結婚が認められない場合は、その場で無理に認めてもらう必要もありません。きちんと結婚報告をして、親の反対にも変わらない決意を示したうえで、時間を掛けてパートナーやふたりの決心の固さと覚悟の大きさを理解してもらいましょう

職場の場合

結婚はプライベートなことなので、職場に結婚報告しないという考えもありますが、職場は苗字の変更や社会保険の手続きなどを必要とします。

職場に絶対に結婚報告しないといけないという決まりはないですが、結婚すると男女ともに生活は変わります。今後妊娠したり介護問題などで迷惑をかける可能性もあるでしょう。また、結婚をしたことで利用できる制度もありますので、経済面でも職場への結婚報告はしておくことをおすすめします。

友人の場合

友人に結婚報告をしない方もいますが、間柄によっては報告してもしなくても良いでしょう。仲がいい友人には食事などの機会で個別に結婚報告をして、付き合いが浅くて結婚報告をしたくない友人にはしなくていいと思います。

ただ、友人の紹介で夫婦が出会った場合、恋のキューピットになった友人には夫婦揃って結婚報告をしましょう。おめでたいことなので、きっと喜んでいただけます。

夫婦を巡り合わせてくれた友人に対して結婚報告しないというのは、お相手からするととても寂しいものです。今後の人間関係を踏まえると結婚報告をしないのはナシでしょう。

結婚報告しないのはナシ!どうしてもしたくない場合はどうする?

結婚は人生の一つの節目です。親や職場、友人への結婚報告は挙式をする、しないは関係なく報告するべきです。結婚報告はおめでたいことなので、ためらう必要はありません。結婚報告の優先順位としては、親、職場、友人の順で行うのが一般的です。

とはいえ、どうしても 結婚報告しない事情がある場合、夫婦でしっかり話し合い、意見が一致しているなら結婚報告しないのもありです。様々な事情がある夫婦もいますから、そこは成人した大人として話し合い決めましょう。

その場合、会社勤めの方は、職場の人事や上司にだけは事前に相談しましょう。事務的な手続きや周りに知られないために事情を話しておくことがベストです。妊娠、退職などの場合にスムーズに進められるようにしておきましょう。

また、自分にとって大切な友人や親族にも事情を説明しておきましょう。万が一の際に相談に乗ってくれるはずです。結婚報告をするかしないかで、その相手との信頼関係に大きく影響してくることを覚えておきましょう。

二人で静かに結婚をし、生活していきたいと言う願いは工夫すれば叶えられます。結婚報告の内容を理解した上で歩んでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?結婚報告しないのはアリなのかナシなのか解説しました。

基本的に結婚報告は親、職場、友人にするものです。ですが事情があり結婚報告をしない場合は夫婦で話し合って決めましょう。近年、結婚の形も変わり挙式をしない夫婦も増えました。親戚周りを夫婦で挨拶回り…というのも減りましたよね。

そこまで堅苦しく結婚報告をする必要がなくても、育ててくれた親やお世話になっている職場、仲がいい友人には結婚報告をするのは常識です。おめでたいことなので、祝福してくれますのであまり深く考えずに報告してあげてくださいね。