ウェディングレジストリとは、結婚をするカップルが新婚生活に必要な商品・サービスを、お気に入りリストとして登録し、そのリストを公開することで、周りから結婚祝いをスムーズに贈ってもらえる仕組みのことです。
欧米では結婚祝いのツールとして人気のウェディングレジストリですが、実は日本ではあまり浸透していませんよね。また、実際にウェディングレジストリを利用しようとしても、日本では活用できるサービスが少ないのが現状です。
今回は、何故日本ではウェディングレジストリが殆ど知られていないのか。そして、日本でウェディングレジストリを利用しようとした場合に、どのようなサービスがあるのかをご紹介していきます。
日本でウェディングレジストリが浸透しない理由
日本で最も浸透している結婚祝いとしては、「ご祝儀」があります。
一般的に、結婚式に招待されたゲストが、新郎新婦のために現金を包んで持参するのがご祝儀です。
そのため、日本で結婚祝いをしてもらおうとすると、結婚式を開くことが前提の様なイメージがあります。
もちろん、仲の良い友人や親族が、結婚するふたりに何かプレゼントしてあげようと、結婚祝いをしてあげるケースもあります。ただ、大抵は新婚カップルに「結婚祝いをしてあげたいけど、何が欲しいのか」を質問しても、「気持ちだけもらっておきます」と答えてもらえない場合が多く、結局気を遣わせない程度の予算で、サプライズのプレゼントをしてあげることになります。
また、日本には「内祝い」という文化もあります。ご祝儀などのお金をプレゼントされた場合は、その何割かをお返しとして何か贈らなければいけない、という習慣です。この「内祝い」は結婚祝いを贈る側にとっても、結局ふたりに気を遣わせてしまうな、とプレゼントを躊躇う要因ともなっているようです。
- 日本で結婚祝いと言えば「ご祝儀」が大半を占める
- 結婚式を挙げないのに、お祝いを贈ってもらうのは気が引けるという思いが、ナシ婚カップル側にある
結婚祝いとは、周りの人々がふたりの結婚を祝福してあげたい、という気持ちが形になったものです。そのため、結婚式を開くかどうかと、結婚祝いを受け取ってよいかどうかは、本来全く関係ありません。
いまは「結婚式」に対する価値観が多様化しており、大勢のゲストを招待しての結婚式・披露宴を開催するカップルの割合も減ってきております。
そんな中で、ふたりの結婚を祝福してあげたい気持ちを、スムーズに結婚祝いとして贈ってあげることができるウェディングレジストリの仕組みは、日本でも拡がっていく可能性は高いのではないでしょうか。
お気に入りリストと言えばAmazon(アマゾン)
ウェディングレジストリを公開しようと新婚カップルが考えた時に、最もポピュラーな方法はAmazon(アマゾン)のお気に入りリストを活用することです。
日本でも最大級の商品数を誇るAmazon(アマゾン)なら、リストに登録したい商品も見つかりますし、ウェディングレジストリとしてカップルがふたりで欲しい商品を登録していくことも簡単にできます。
Amazon(アマゾン)のウェディングレジストリについて
ただ、正直言ってAmazon(アマゾン)のお気に入りリストを、新婚カップルがウェディングレジストリとして活用することは難しいと思います。
何故なら、Amazon(アマゾン)のお気に入りリストを公開したり、友人にメールやLineで共有することは、新婚カップルにとって非常に気が引ける行為となってしまうからです。
そのため、Amazon(アマゾン)のお気に入りリストは、あくまでも自分用の購入リストとして利用している方が殆どで、少なくとも現時点では周りに公開する「ウェディングレジストリ」としては使い勝手が悪い機能になってしまっています。
日本初の本格ウェディングレジストリ「マリレポ」
そこでウェディングレジストリを利用したいとお考えの新婚カップルにおすすめしたいのは、私たちが提供する日本初の本格ウェディングレジストリ機能が入った「マリレポ」です。
マリレポは、新婚カップル(特に結婚式を挙げないナシ婚カップル)がご利用いただける、結婚報告サイトの無料作成サービスです。そのおすすめポイントを3つご紹介します。
お洒落な結婚報告サイトが作成できる
マリレポのメイン機能は、スマホから簡単にお洒落なオリジナルの結婚報告サイトが作成できます。マリレポの結婚報告サイトは、顔写真付きの自己紹介(プロフィール)や、お互いの生い立ちから馴れ初めまでをストーリー形式で辿れるヒストリーから、新婚生活に必要な商品・サービスを登録できるウェディングレジストリ機能まで、全て無料でご利用が可能です。
また、ご友人などをサイトに招待される際には、あくまでも「結婚報告」としてサイトのURLを共有するため、ウェディングレジストリだけを送る必要はございません。
そのため、欲しい物リストを直接公開するのは、厚かましく思われないか心配、とお考えの方でも、安心してご利用いただけます。それでもウェディングレジストリは公開したくない場合は、それ以外のコンテンツだけを公開することも可能です。
「分割購入」可能だから、高額な商品もリストに登録できる
Amazon(アマゾン)のお気に入りリストをウェディングレジストリとして活用する場合に、もう一つ大きな問題がございます。
それは、高額な商品をリストに登録しづらい、ということです。新生活に必要なアイテムとして家具・家電があり、どうしても数万円から10万円を超える金額の商品も出てきます。
一般的にご祝儀の相場は3万円であり、結婚祝いのプレゼントの単価となるともう少し低くなりますので、高額の商品をウェディングレジストリに登録しても、プレゼントしてもらえることは難しいでしょう。
マリレポでは、商品をウェディングレジストリに登録する際に、「一括購入」か「分割購入」かを選択いただけます。分割購入で登録された商品は、ゲストがプレゼントをしようと考えた際に、その全額ではなく任意の金額を入力してクレジットカード決済いただけます。
例えば、10万円のドラム式洗濯機を、ご友人10人が1万円ずつ出し合ってプレゼントする、といったことが可能なウェディングレジストリなのです。
「ご祝儀ブクロ」で新婚旅行などのサービスも登録できる
新婚カップルが欲しいと思うリストの中には、商品だけでなく、新婚旅行などのサービスもあるかと思います。
マリレポでは、姉妹ECサイト「リスマリ」から欲しい商品を無料でウェディングレジストリに登録できる他、新婚旅行の購入代金など、リスマリに掲載のない商品またまサービスについて、「ご祝儀ブクロ」として購入が可能です。
ご祝儀ブクロは、以下の内容を自分で設定してウェディングレジストリに登録が可能です。
- 商品(サービス)名
- 商品(サービス)画像
- 上限金額(購入代金)
- 振込用口座情報
- 公開期限
ご祝儀ブクロから決済(プレゼント)された金額は、システム手数料として10%が引かれた後で、事前に登録された指定口座に振り込まれます。また、公開期限を過ぎて決済金額の合計が上限金額を下回った場合でも、同様にして指定口座に振り込まれます。
実際に商品・サービスを購入する際は、システム手数料10%をご自身で負担されるか、あらかじめシステム手数料10%を考慮した上限金額(購入代金/0.9)を登録しておけば、集まったご祝儀ブクロの金額だけでご購入いただけます。
まとめ:日本でウェディングレジストリを使うならマリレポで
日本ではあまり知られていない「ウェディングレジストリ」ですが、結婚式・披露宴を行うカップルの割合が減ってきた今、新しい結婚祝いのカタチの一つとして、注目される可能性が高いでしょう。
ただ、Amazon(アマゾン)のお気に入り機能は、リストを直接公開・送信する必要があるため、「結婚式に招待する訳でもないのに、お祝いをしてもらうのは厚かましいかも」とお考えのカップルにとっては、手を出しづらいサービスでもあります。
そんなおふたりは、是非マリレポでオリジナルの結婚報告サイトを作成されてみてはいかがでしょうか?マリレポは、ふたりの結婚報告にまつわるコンテンツの一つとして、ウェディングレジストリを登録・公開することができます。
サイトに招待されたゲストにとっては、お祝いを贈ることは義務ではございませんので、おふたりの幸せな報告をご覧いただいて、素直に「お祝いしてあげたいな」と感じたお気持ちを、スムーズに結婚祝いのプレゼントに繋げていただくことが可能です。