好きな人との結婚が決まれば着々と準備を進めていかなければなりません。「お互いのお世話になった人たちにも祝福して欲しい」と思う気持ちもありますよね。周囲から温かく祝福してもらうためにも、失礼のない結婚報告をする必要があります。

しかし、いざ結婚報告を試みるものの、どのタイミングで、誰にしたらいいのか迷っているのではないでしょうか。

ずばり、結婚報告は入籍前にすることがマナーとされています。ここでは、結婚報告のタイミングや、伝える相手の順番、報告の仕方についてご紹介していきます。

こんな新婚カップルにおすすめ
  • プロポーズが無事成功。早速、周りに結婚の報告をしよう!
  • お世話になった方々や友人に、どんな順番で結婚報告をしたら良いのかな?
  • 結婚式を挙げる予定はないから、個別に結婚の報告をしたい

結婚報告のタイミングはいつ? 

結婚報告とは、婚約をして結婚することが決まったことを伝えるものです。そのため、挙式や入籍をする前に結婚報告をすることがマナーとされています。まずは自分の両親に対して、婚約した時点でその旨を伝えるといいでしょう。どういった人と結婚をするのかも事前に伝えておくことで、結婚相手と会うことを両親は楽しみにしてくれます。

お互いの両親への結婚報告は、時期は決まっていないので、とにかく結婚が決まった直ぐが基本です。結婚式はせず、入籍のみの場合も同様です。お互いの両親から結婚を認められて、はじめて職場の人たちや友人に報告をすることができます。

また、結婚報告を入籍前にするのには、職場への配慮も関係しています。従業員の結婚に伴い、いくつかの公的な手続きを会社側はする必要があります。福利厚生や税金の納付先、保険証、年金手帳などいずれも独身と既婚者では手当てや名義が変わりますよね。これらの情報は全て会社が管理しているため、スムーズに手続きを行うためにも3~4ヶ月前までに結婚報告をするようにしましょう

結婚報告のマナーは伝える相手によって変わる 

結婚報告は「両親→職場の人たち→親族・友人」の順番に報告をしていきます。なるべく同じ期間で報告をすることが望ましいです。

両親の場合 

女性が嫁ぐ場合は先に女性の両親に結婚報告を、婿養子の場合は先に男性の両親に結婚報告をすることがマナーになります

結婚報告時は

  • 相手と結婚したい旨を改めて伝える
  • 結婚式をするかしないかと、その時期
  • 入籍はいつ頃か
  • いつから一緒に住むのか
  • 今後の働き方はどうするのか

を事前にふたりで話し合ってから、漏れなく伝える必要があります。

職場の場合 

直属の上司→先輩→同僚の順番に報告をしましょう。日頃からお世話になっている上司には、直接結婚報告を入籍前にすることがマナーになります。親しい同僚や先輩に先に伝えてしまうと、職場内の噂で、上司の耳に入ることがあります。これは好ましくないため気を付けましょう。

結婚報告時は

  • 結婚相手の簡単なプロフィール
  • 結婚式への参列やスピーチの依頼
  • 新婚旅行のタイミングの相談
  • 今後の働き方

を伝えることを心がけましょう。

女性の場合は、結婚・妊娠を機に退職するのかを聞かれると思います。それも合わせて伝えるように、結婚相手と話し合って決めておきましょう。

親族・友人の場合 

遠い親戚や関わりの少ない親族には、両親から結婚報告を伝えてもらうようにしましょう。その後、直接伝えるのが難しい場合はメールでも構いません。また親しい友人にはなるべく直接伝えるよう心がけてください。メールだと不快に思う人もいるので注意です。

また親族と友人に報告するときは、結婚式に招待するかしないかをはっきりさせて期待させないようにしましょう。

結婚報告時は

  • 結婚式に招待したい場合は報告と合わせて日程を伝える
  • 結婚式ではなく二次会に招待したい場合は早めに伝える
  • 身内だけの場合はその旨を伝える

を意識するようにしましょう。結婚式に招待できない(二次会からの招待も含む)場合は、その理由も伝えてあげることが大事です。後から、自分だけ招待されていないことを知ってしまった友人とは、関係が悪くなってしまうこともありますので、注意しましょう。

結婚報告をする前に決めておくこと 

結婚が決まれば将来設計をしましょう。夫婦は計画的に物事を進めた方が揉め事が起こりにくくなります。特に両親や職場の人たちからは様々な質問をされると思います。質問をしてくれるのは、それほど心配してくれているということです。しっかり受け応えができるように2人で話し合いましょう。

結婚式の有無 

結婚式場や日程の目星をつけておくと行動しやすくなります。金銭的な面や時期によって先延ばしにしたい場合は明確な時期を決めておきましょう。

もし結婚式を挙げる予定がないなら、お世話になった方々や友人に、パートナーを紹介する場を個別に設けるなどの配慮が必要です。もし直接会って紹介することが難しい場合は、WEBで結婚報告サイトを作成できる「マリレポ」をおすすめします。

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入籍日の日程 

入籍を機に晴れて夫婦になれる大事な日になります。気休めかもしれませんが、日程を決めておくと現実味が出て安心して結婚の準備ができます。

結婚後の働き方 

これは女性が特に決めておいた方がいいです。寿退職や妊娠を機に退職するのかを検討しておきましょう。また、会社側が育児休暇制度や時短勤務が可能なのかも確認しておくといいでしょう。

まとめ 

周りに結婚報告をする際に、必ず守りたいマナーをまとめてみます。

結婚報告の際のマナー
  • 結婚報告のタイミングは挙式や入籍の3~4ヶ月前までに
  • 報告の順番は両親→職場→親族・友人
  • 予め将来設計(結婚式開催の有無を含む)を立てておくこと

結婚することが決まれば、報告関連や準備することが多く忙しい日々が続くと思います。結婚報告は必ず入籍前にすることを忘れてはいけません。

周囲の人たちに2人の門出を温かく祝福してもらうためにも、順序を守り素敵な結婚生活を送れるようにしましょう。